MUKU-DATA 黒柿の皮むきと割れ止め

製材を終えた黒柿の一枚板の樹皮を剥がして割れ止めを塗り
桟入れして保管しました。
丸太製材→手入れ(皮むき、割れ止め)→保管(天然乾燥3年前後)
→プレナーをかけて倉庫に立て掛け
およそこのようなサイクルで木材倉庫の材木たちは皆さんの前に姿を現します。
乾燥した古い材、一枚板が出てきた時は手入れと保管期間がなく
直ぐに倉庫に立て掛けが可能です。
目まぐるしく変化する時代に、
3~5年のサイクルは時代に合うものではないのかもしれません。
でもこの天然乾燥期間を怠ると、材としては支障が出ますので
この期間を省く訳にはいきません。

黒柿は乾かすのが難しい材種の一つです。(割れ、捩れ、虫など)
数年後に良い状態で倉庫にデビューできるように手入れを続けています。